TISFD Framework Beta 0.1 パブコメ

2026-07-28

TISFD Framework Beta 0.1 パブコメ 図版1

## 本文(LinkedIn上の文面そのまま)

TCFD、TNFDに続く、人や不平等を対象とした開示枠組み、TISFDのフレームワーク草案(Beta Version 0.1)への意見募集が、7月31日に締め切られます。その後、改版、パイロット実施、ブラッシュアップ、とTNFDで採用されたオープンな改善プロセスを経て、最終版は2027年の公表予定されて今す。

6月16日に公表された草案は、ガバナンス・戦略・インパクトとリスク管理の3本柱。「指標と目標」の具体的な開示勧告は、今後のバージョンで示される予定です。

エグゼクティブサマリーにこうあります。

"(原文)These issues do not exist in isolation: environmental degradation and climate change can exacerbate inequalities and erode people's rights and well-being, which in turn can undermine people's support for the green transition. An integrated understanding of interlinkages between people, nature and climate is essential for effective risk management and informed decision-making."

”(機械翻訳)これらの課題は、切り離して存在しているわけではない。環境の劣化と気候変動は不平等を悪化させ、人々の権利とウェルビーイングを損なう。そしてそれは、ひいては人々のグリーン移行への支持そのものを弱めうる。人・自然・気候の相互のつながりを統合的に理解することが、実効的なリスク管理と的確な意思決定には不可欠である。”

環境の劣化や気候変動は不平等を悪化させ、人々の権利やウェルビーイングを損ない、ひいては「グリーン移行への支持」そのものを弱めうる。だから人・自然・気候のつながりを統合的に理解する必要がある、という前提です。気候・自然との接続は、今後の優先開発領域にも挙げられていました。

気候と自然の開示(TCFD・TNFD)と人の開示(TISFD)を、別々の宿題として積むのではなく、同じ地図の上で統合的に設計する、Planet-Pople Nexusがこれから求められますね。

🔗 TISFD Framework Beta Version 0.1:
https://framework.tisfd.org/
🔗 TISFD:
https://www.tisfd.org/

## デスク案との差分(3件中もっとも手が入った)

| # | デスク案 | 実投稿 | 読み |
|---|---|---|---|
| 1 | 「最終版は2027年の公表予定です」 | 「その後、改版、パイロット実施、ブラッシュアップ、と**TNFDで採用されたオープンな改善プロセス**を経て、最終版は2027年の公表予定」 | **TNFDの前例を補助線にした**。TNFD対応済みの読者が「またゼロから覚えるのか」と身構えるのを解く。デスクは制度の骨格(締切・3本柱)だけ書き、読者の不安に先回りしていなかった |
| 2 | 原文 →(訳) | 「"(原文)…"」「”(機械翻訳)…”」と**ラベル付き** | 訳の責任範囲を明示。VOICE 6節では「(拙訳)」を提案していたが、本人は「機械翻訳」を選んだ。**次回からこちらを既定にする** |
| 3 | 「私は、後者の設計を考え始めるタイミングだと感じています」 | 「…同じ地図の上で統合的に設計する、**Planet-Pople Nexus**がこれから求められますね」 | デスクの「二択で問い、自分の立場を示す」型を、**既存の概念語に着地させる型**へ。Planet-People Nexusは/np発信軸11の語彙で、**/npと/wbをつなぐ結節語として本人が使っている** |
| 4 | 訳のあとは地の文なし | 訳の直後に**日本語要約を重複させた** | 訳と要約が同内容で重なった。次回は「訳を置くなら地の文の要約は削る」ことを最終稿に明記する |

### 誤字(実投稿に残存・デスク最終稿には無し)

- 「最終版は2027年の公表**予定されて今す**」→ 正しくは「予定されています」
- 「Planet-**Pople** Nexus」→ 正しくは「Planet-People Nexus」

いずれも本人の加筆時に生じたもの。**加筆されやすい箇所(プロセス説明・締め)をデスクが先回りして埋めておけば、誤字も減る**。

### 次回への示唆

- 制度・枠組みの投稿では、**読者が身構える点(負担・新規性)に一文で応える**選択肢を最終稿に用意する
- 訳の併記は「(原文)」「(機械翻訳)」ラベルを既定にする
- 締めは、篠崎が既に使っている概念語(環境情報化・Planet-People Nexus・存続可能性)に着地させる選択肢を必ず1つ添える
- **訳を併記する場合、直後の地の文で同じ内容を繰り返さない**